中山七里著「彷徨う者たち」を読みました
あらすじ
在りし日の友情と恋。立ちはだかる悔恨と贖罪。
選ぶべき自分は刑事か、友か――
災害公営住宅への移転に伴い解体作業が進む仮設住宅の一室で見つかった他殺体。発見場所は出入り口がすべて施錠された完全密室、被害者は町役場の仮設住民の担当者だった。
宮城県警の笘篠誠一郎刑事と蓮田将悟刑事は仮設住民と被害者とのトラブルの可能性を想定し、捜査にあたる。そこで遭遇したのは、蓮田にとって忘れがたい決別した過去に関わる人物だった――。
生活保護制度を題材に、佐藤健さん主演で映画化された第一作『護られなかった者たちへ』、震災からの復興とその闇ビジネスを描いた第二作『境界線』に続く、シリーズ累計50万部突破の「宮城県警シリーズ」最新作。
復興が進む被災地に根ざす人々の間で激しく揺れ動く心情と人間模様を描きながら完全密室トリックの謎に迫る、著者渾身のヒューマンミステリーにして、人気シリーズ三部作、堂々の完結編。
あの日、流された絆があった。
(出版社より)
感 想
誰も悪く無い
誰も殺そうとはしていない
津波で流され、仮設住宅に住んでいた老人
ボランティア、市職員・・・
みんな一生懸命復興させとようと頑張っている
誰も悪いことをされるわけじゃ無い
誰も殺されようとは思っていない
誰にも文句は言えない
琴線に響いた内容でした
ただ被災地として語れるのはこのような事件は起きなかった
フィクションです
ただ起きても不思議では無い・・・
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